通信環境を確認しておく

相手の音声が聞こえない、画像が荒れているなど通信状態のトラブルが起こりやすいのがWeb面接です。求職者が途中で止めて通信状態の確認をするのは難しいため、面接官から「音声は聞き取りにくくないですか？」「画面表示に問題はありませんか？」などの確認を最初におこないましょう。また、Web面接ツールに慣れていない求職者もいるため、事前にマニュアルを作成して案内メールと一緒に添付したり、余裕を持って面接時間を設定したりしてください。

意識的にカメラを見る

Web面接では目線が合いにくいこともデメリットの一つです。画面ばかりに注目してしまうと、求職者からはいつも目線が外れているように見られます。意識的にカメラに目を向けて、目線が合うように調整してください。また、カメラの位置が顔より下にあると求職者を見下ろす角度になってしまい、悪い印象を与える可能性があります。目線と同じくらいの高さにカメラがくるように位置を調整するなど、相手からどのように見られているのか、事前に確認しておきましょう。

相槌はいつもよりオーバーに

同じ空間に居合わせる対面面接とは違い、オンラインでつながっているだけのWeb面接では相手の雰囲気や空気を感じることが難しくなっています。対面面接では何も問題なかった声のトーンや大きさなどが、Web面接になると悪い印象を与えてしまうかもしれません。人の印象は言語以外の情報が大きく左右すると言われています。画面上ではいつもより高圧的な態度にならないよう配慮するとともに、相槌やリアクションはオーバーにおこなうことを心がけましょう。